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ニューヨークの基本情報

どこにあるの?(地理)

日本で「ニューヨーク」と言うと、俗に「マンハッタン」の事を指します。しかし、アメリカで「ニューヨーク」と言うと、「ニューヨーク市」の事であり「ニューヨーク州」の事でもあります。ニューヨーカーでも「ニューヨーク」=「マンハッタン」を指す人もいるでしょうから、間違いではないでしょう。ただ、厳密に言うと「マンハッタン」とはニューヨーク市の5つの行政区の1つになります。

 
ニューヨーク市 / NEW YORK CITY
ニューヨーク市の旗

ニューヨーク市は、アメリカ大陸の北東部に位置するニューヨーク州の最南端に位置します。地図で確認してみましょう。

ニューヨーク市 行政区←クリック
マンハッタン

マンハッタン区の旗

ニューヨークの代名詞的存在。長さ25KM、幅は最大でも約3.5KMしかない南北に細長い島。マンハッタンと言う名は、「陸の多い島」を意味する先住民族アルゴンキン語族の言葉に由来します。

街の作りは非常に単純で碁盤の目状に区画されているので、コツさえ掴めばほとんど迷う事はないでしょう。

通りから通りまでを、ブロック(区画)と呼んでいます。

ブロック(区画)

↑クリック拡大

アベニュー(○番街)/ AVENUE

南北に貫く大通りで、東端の1番街から順に2番街、3番街となり、西橋の12番街まである。5番街を目抜き通りと考え、その東側をイーストサイド、西側をウエストサイドといいます。

ただし、ブロードウェイだけ昔のアメリカ・インディアンの通りをそのまま残されていて、左上から右下に向かって斜めに走っているため、至る所でアベニューや後述するストリートとぶつかります。その3つの通りがぶつかって出来た広場をニューヨークではスクエアと呼びます。最も有名なのが、ブロードウェイと7番街、42丁目がぶつかる辺りで、タイムズスクエアと呼んでいます。

また、4番街も既に消滅し、その代わりに東から「レキシントン街」「パーク街」「マジソン街」という3つがあります。

ストリート(○丁目)/ STREET

東西に走る通り。グリニッジビレッジとソーホーを区切るハウストン・ストリートが1丁目に当り、それより北は220丁目まで全て数字で表されている。北へ行くほど数字が増えていく。ストリートとストリートの間は80メートルなので、徒歩約1分。1丁目より南は区画整理される前の馬車道などで、人物や土地柄から取られた名前が付けられています。

だいたい10本に1本くらいの割合で、バスが通れるような両側通行の大通りがあります(例:34丁目、42丁目、59丁目)。それ以外は基本的に偶数ストリートが西から東、奇数が東から西への一方通行になっています。

マンハッタンの地図

from NYC&Co

【地区】分け方は人により異なりますが・・・

  • ロアーマンハッタン(1丁目以南。中華街、金融街、ソーホー等)
  • ビレッジ(1〜14丁目)
  • ダウンタウン(14〜34丁目)
  • ミッドタウン(34〜59丁目)
  • アップタウン(59〜110丁目)
  • ハーレム(110丁目以北)

更に東西で細かく地区が分かれたりもしますが、これが基本です。

ニューヨーク発見

 


発見!!

T16世紀に探検家ジョバンニ・ダ・ベラザノがヨーロッパ人として最初に発見し、その後ヘンリー・ハドソンがハドソン川を探検しましたが、市として本格的に機能するのはもう少し後でオランダから殖民たちが来てからです。1624年、現在のウォール街の南側に、最初の永久的村落ができ、交易地がニューアムステルダムと名付けられました。そして1626年には、時の統治者ピーター・ミニッツがアメリカ原住民族(俗に言うアメリカ・インディアン)から、なんとたったの$24相当の品物でこのマンハッタン島を買い取っってしまったのでした。その後、イギリス人がこの植民地を無血戦争で勝取り、時の王子の名前からニューヨークと名付けたのでした。ちなみにアメリカ独立戦争中の1775〜83年にはイギリス軍がこの地を占拠していましたし、1785〜90年はアメリカ最初の首都でもありました。

 

ブルックリン

ブルックリンの旗 地図

ニューヨークの夜景を見るにはうってつけの地区であり、昨今はウイリアムズバーグ地区などが芸術家の溜まり場として、人気スポットになっています。

ブルックリン・ドジャースという現ロサンゼルス・ドジャースの前身野球チームがあったのがここです。1898年にニューヨーク市の一部として統合されるまで、1834年にブルックリン市となった後、1855年には全米3位の大都市だったくらいです。ブルックリンはニューヨークの隣にありながら、ブルックリン訛りの英語もあるくらい、全くニューヨークではない、まさしくブルックリンだったのです。今でもエスニック文化が交じり合った地区です。

ブルックリンの名の由来は、イースト川下流沿いの Breuckelen 村 から来ていますが、この村の名前はオランダの Breukelen 町から取られています。

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クイーンズ
クイーンズの旗 地図

ニューヨークの玄関口、JFK空港とLGA空港があるのがこのクイーンズ、ニューヨークです。また、ニューヨーク・メッツの本拠地、シェア・スタジアム(SHEA STADIUM、英語では「シェイ」と読む)やUSオープンテニス会場、1939年と64年万博博覧会が開かれたフラッシング・メドウなどもあります。

マンハッタンの隣にありながら、このクイーンズはどちらかというといつまで経っても未開拓状態でした。17世紀初頭は小さな農家や田舎屋などが点在していたくらいですし、18世紀になってようやくイースト川沿いに工業地帯が生まれましたが、本格的に成長が始まったのは1898年のニューヨーク市統合からです。ブルックリンが渡し舟(フルトン・フェリー)でつながっていたのに対し、クイーンズはイースト川越しのクイーンズボロ橋(別名、59ストリート橋)の建設を待たないといけないという物理的なハンデもあったのでしょう。

クイーンズの名の由来は、ポルトガル王・ブラガンザ家の王女キャサリン・オブ・ブラガンザ(英国のチャールズ二世妃)から。

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ザ・ブロンクス
ブロンクスの旗 地図

ニューヨーク5区のうち、このブロンクスだけが冠詞「THE」を伴います。これは下にも書いていますが、恐らく「名前」から着ているからでしょう。例えば、鈴木一郎さんの一族は英語で「ザ・スズキ」となります。このブロンクはそこから名前が「ザ・ブロンクス」となったのでしょう。しかしながら、郡の名前としてのブロンクスは「」ザ・ブロンクス」ではなく単に「ブロンクス」。「THE」は付かないのです。なぜでしょうね???(詳細不明)。

ブロンクスと言えば、サウスブロンクス地区にあるブロンクス動物園とヤンキー・スタジアム(ニューヨーク・ヤンキース本拠地)でしょう。以前は悪名高かったサウス・ブロンクス地区も今ではだいぶおとなしくなったようです。ブロンクスはマンハッタンとハーレム川を挟んで北に位置し、ニューヨーク市で唯一アメリカ大陸に属しています。

ブロンクスの名の由来は、スウェーデンからの移民(デンマーク人、オランダ人という説あり)、ヨハネス・ブロンク(Johannes Bronck)、または彼の農地から取られています。彼はこの地区の最初の入植者(1639年)でした。

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スタテン島(リッチモンド)
スタテン島の旗 地図

自由の女神観光の際に、片道25分掛けて行くフェリーを利用する事もあるが、そのフェリーの行き先がこの島になります。スタテン島側のフェリー乗場隣には、ニューヨーク・ヤンキースの6軍に相当する「スタテン・アイランド・ヤンキース」のグラウンドもあります。夏の間、試合もしていますから、ぜひとも一度、未来の大リーガーをご覧になってみて下さい。フェリーは無料ですし、そこから歩いて行かれます。ちなみに、最初の公共フェリーは1713年に開始されています。

毎年11月第一日曜日に行なわれるニューヨーク市マラソンの出発地点が、この島とブルックリンを結んでいるベラザノ海峡橋(1964年)です。この海峡は1524年にヨーロッパ人として初めてニューヨークを発見したフェレンツェの探険家、ジョバンニ・ダ・ベラザノ(Giovanni Da Verrazano) から取られています。この海峡がニューヨーク(特にマンハッタン)にとっては自然の砦となり、南北戦争でも頑強な防衛線を張れたと言われています。

1687年、ヨーク公によるヨットレースの懸賞品としてこの島が使われ、マンハッタンのチームが勝ったため、それ以来マンハッタンの所有物のように言われているようです。

 

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フレッシュキル 貿易センター被害調査

 


フレッシュキル

スタテン島には一昔前まで「フレシュキル(Fresh Kill)」と言う場所があります。ニューヨークの夢の島(ゴミ集積場)でしたが、今はその大役を引退し9・11テロ事件後の残骸や遺品などを選別する地区として使われていました。

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