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ニューヨークの交通機関

街中の移動手段

 

ニューヨークの街中を移動する手段は4つあります。


ニューヨークの町の特徴

  • 渋滞が激しい
  • 平日と週末で交通量が大きく異なる
  • 地下鉄や市バスなどの時刻表通り運行しなくても大きな問題にならない
  • 地下鉄は頻繁に停まる、遅れる、変更する
  • 世界の要人が突然、そして頻繁に訪れる
  • 歩行者が信号を守らない
  • 至る所で工事が行なわれている
  • 橋かトンネルでしかアクセスできない
  • デモやパレード、フェスティバルが数多く催される
  • 天候によっても、地下鉄や道路の状況は左右される

このような状況なので、どの手段が最も便利かは一概に言えませんが、それぞれの特徴があるので、それを巧く状況に応じて使いこなす事が町を歩き回るコツと言えます。ただし、初めて訪れた街で言葉の問題は仕方ないにしても、地理感覚も勝手も分からない状況で過大な期待はしない方がよいですね。最初はツアーに参加するなりガイドを雇うなりして、「感覚」を身に付けるのが知らない町での動き方の原点ではないでしょうか。

ニューヨークの地下鉄利用術

 


地下鉄利用術

自分のいる場所と目的地を地下鉄マップで確認して、最寄駅に歩いて行かれる距離なら地下鉄を使うと便利でしょう。夜10時過ぎと土日は地下鉄の本数が減るので、タクシー利用も十分に考慮すると便利です。また、その際に急いでいないなら、市バス利用もタクシーの代用になることがあるので覚えて置きたいですね。

急いでいる時は一般的に地下鉄よりもタクシーの方が速いと思います。地下鉄は乗ってしまえば速いのですが、駅までの時間、電車の待ち時間、駅からの時間が馬鹿にならないからです。

 
タクシー(イエローキャブ)

通称イエローキャブ。これは車体が黄色い事から名付けられているのは言うまでもありません。ちなみに、白タクという詐欺まがいのタクシーが空港に出現しますが、この「白」は車体の色とは無関係なので、気を付けられたし。イエローキャブはボンネットにニューヨーク市タクシー・リムジン委員会(TLC)発行の金属製の許可証(メダリオン)を付けています。全てメーター制の料金体系となっています。例外:ケネディー空港からマンハッタンの最初の目的地までは均一料金

2004年11月現在のタクシー料金(詳細参照)

  • 初乗り料金:$2.50
  • 以後、40セントづつ増す
    • 時速約10km以上で走行中1/5マイル(約350メートル)毎
    • 渋滞中などは120秒(1分間に20セント)毎
    • これら距離と時間は2つの要素を絡めてメーターにより料金計算されます
  • 深夜料金(8PM〜6AM):50セント追加
  • ラッシュアワー料金(平日月〜金4PM〜8PM):$1追加
  • 橋・トンネル通行料
    • ニューヨーク市内は一部を除き、片道分のみ乗客払い
    • ニューヨーク市外は往復分全て、乗客払い
  • 市外へ行く場合は下記例外を除き均一料金で、運転手と乗客の間で乗車開始時に合意
    • ウエストチェスター郡とナッソー郡へ行く場合
      • 市内移動分メーター料金+市外移動分メール料金x2
      • 通行料は往復分、乗客払い
    • ニューアーク空港へ行く場合
      • メーター料金+$15追加
      • 通行料は往復分、乗客払い
  • チップは法的に定められていませんが、慣習として渡すのが普通です。メーター料金の15〜20%とされてます。ただ、計算が面倒なので、メーター$10を越さない限りは約$1と考えると楽です。
    • 例:メーターが$3.75ならチップを75セントとして、合計$4.50とするなり、チップ込みで合計$5でも多過ぎません。いくら安くてもチップは最低50セントと考えたいですね。荷物が多い場合や乗降に気を使ってくれた、手助けしてくれた、あるいは丁寧な対応をされて気分がよくなったなど「単に運転する」以外の事があったらチップを25セントでも増してあげるととっても喜んでくれるでしょう。急いでいる時は、乗った時に$5なり渡して、到着時にもっと渡すからとにかく急いでくれという見せ金作戦もあります。チップの渡し方次第で人を動かす事が出来ます。

ちなみに、距離感覚としてお伝えすると、街中を少し乗るくらいなら通常は$10札1枚あれば十分足ります(せいぜい$6〜7ドル前後が平均料金だと思います)。ミッドタウンからバッテリー公園(自由の女神)まででもせいぜい$20前後でしょう。日本に比べると非常に安いタクシーです。

しかし、日本に比べるとサービスの質も天と地ほどの差があります。全てのタクシー運転手がそういう訳でないので、あまり悪い先入観は持って頂きたくないありませんが、一般的にはこんな感じです。

  • 礼儀正しくない人もかなりいる
  • 英語を満足に話せない人もいる(訛りが激しい)
  • 道を知らない人も中にはいる
  • 運転マナーが悪すぎる人が多い
  • ガス欠寸前になり、客乗せ状態でガソリンスタンドに入る運転手もいる
  • エアコンが効いていない車がほとんど
  • 携帯電話でずっと話しながら運転している

例をあげだすと切がありませんが、必ずしも全員がこうではありません。あくまで可能性の話であって、タクシーの利用を否定するものではなく、むしろタクシーを利用するに越した事はないので、悪しからず。タクシーを使って移動できると非常に便利で楽です。

その他の注意(タクシーを拾って、降りるまでの簡単なシュミレーション)

  • タクシー乗場以外で拾う時は手を上げれば停まってくれる(空車の見分け方)
  • ドアの開閉は手動式。ご自身でどうぞ。
  • 乗車拒否は違法
  • 座席が汚れていたり、傘で濡れていたりする事もあるので座る前に確認すると良い
  • 行き先を告げる際には店名や住所を言っても分からないことが多い。その場合はストリート&アベニューという通りの名前で伝える。例:「ティファニー、プリーズ!」が通じない場合は、「57th STREET & 5th AVENUE(フィフティー・セブンス・ストリート、アンド、フィフス・アベニュー、プリーズ)」と言えば、どんな運転手でもその交差点までは連れて行ってくれる。近づいたら、右か左か交差点を渡るのか手前か聞いてくるか、こちらから教えてあげればよい。
  • 運転は概して荒いので、つり革につかまり前を良く見ていた方がよい。出来ればシートベルトを着用する。運転手と客席の間に防弾ガラスがあるので、急ブレーキの際に顔をぶつける可能性がある。
  • 「リシート、プリーズ」と言って、目的地についた瞬間に領収書をもらう事。仮に不要であっても、領収書をもらう事をお薦めする。領収書にはタクシーに乗った時間やタクシーのナンバープレート、走行距離と料金が載っているので、運転手が仮に何か悪い事を企んでいたとしても、リシート、プリーズの一言で諦める可能性が高い。ちなみに、最近のタクシーはぼった食ったりすることは非常に稀となっているので、その点は安心されて良いと思う。
  • お釣りを必ず確認する。
  • ドアは自分で閉める。結構忘れる人が多い。

運転手は12時間シフトになっていて、一般的に2人で1台を共有しています。運転手の交代時間が朝夕5〜6時くらいのため、特に夕方ラッシュ時は回送車が多く拾いづらくなります。冬の寒い日や雨の時はなお更拾えなくなるので、夕方の待ち合わせがある場合などは気をつけないと時間に遅れてしまいます。

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地下鉄 / SUBWAY

WEBサイト

ニューヨークの地下鉄は1904年からの大変古いシステムです。このため駅構内は冷暖房設備がないだけでなく、線路も含めてゴミも散らかりドブネズミも歩いたりしているほど汚かったりします。当局も一生懸命掃除しているのですが、ゴミの投げ捨てが後を絶ちません。悪名高きニューヨークの地下鉄ですが、それは昔の事。深夜でなければ利用はまず問題ないでしょう。あの落書き(グラフィティー)も今では見る事は出来ません。

料金は全線一律で$2。既にトークン(コイン)は中止されたので、メトロカードが必ず必要です。

路線は一見複雑のようですが、駅名も数字(ストリート名)なので、コツを掴むと東京より分かりやすいはずです。ただし、東京よりも問題は多いです。

その問題とは、まず時刻表はありますがその通りに運行される事はまずない程ルーズな事。また乗客はそんなことを期待していませんし、それが当たり前のようになっています。各駅停車が急に急行に変わったりとうことも時々あります。時間調整なのでしょうね。理由は事故、病人、故障など色々ですが、自分の乗った電車で、しかも自分の車両が事件などハプニングに巻き込まれる可能性はかなり低いと言えるので気にする必要はないでしょう。念のため、一番前と一番後ろの車両は避けた方がよいと言われています。車内アナウンスはPAシステムが悪いため、ニューヨーカーであっても聞き取れない事があります。自分の目的地が大体何個目の駅か、何と言う駅の次かを覚えておき、停車駅ごとに駅名を確認するのがポイントです。

駅構内・車内は完全禁煙で違反者は旅行者であろうと罰金が課せられます。運が悪いと持ち物・身体検査など、びっしり絞られるので絶対に吸わない様に。

また、駅構内・車内の写真撮影も控えた方が無難。昨今のテロ対策で厳しくなっています。

忘れ物・落し物はまず戻ってきません。

乗り方で気をつけたいのは、日本流に言う「上り・下り」のホームを間違いないようにする事です。

地下鉄入口

左のような地下鉄の入口を下りて行くと、メトロカード販売機や係員窓口があり、路線図もあります。そして当然、無人の改札もあります。大きな駅などでは、この改札を抜けてから上り・下りのホームが分かれるので心配要りませんが、一部の地下鉄駅では、入口の階段で(つまり、改札の前に)、上り・下りが分かれています。

ところで、ニューヨークで言う「上り・下り」と日本のそれは意味が違います。日本の場合は全て東京駅が中心となり、そこへ向かうのが上りとなりますが、ニューヨークでは全て自己中心的な考えとなります。自分が乗る駅(A地点)から見て、目的地(B地点)が北にあるか南にあるかによって判断します。また、ニューヨークでの「上り」「下り」に相当する表現はそれぞれ「アップタウン(UPTOWN)」「ダウンタウン(DOWNTOWN)となります。例えばA地点が42丁目でB地点がソーホーのプリンス・ストリーだと、B地点はA地点より南にあるので、ダウンタウン行きの電車(ダウンタウン・トレイン)用のホームに行くことになります。この表示は、左図でいうとSUBWAYと書いてある辺りにキチンと表示されていますので、よく見てから階段を下りて下さい。

ニューヨーク市地下鉄マップ
各駅をクリックすると各路線図に飛べます。

PDFファイルにてダウンロード

ロアー・マンハッタン(ダウンタウン)路線(PDFファイル)

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メトロカード

メトロカードとは?

メトロカードとは、ニューヨークの地下鉄と市バスに共通使用可能の運賃先払いカードです。ニューヨークには安くて良いものはないのが常識ですが、これは違う!安くて便利!特に2005年からホリデーシーズン特別カードなるものが売り出されます。感謝祭(サンクスギビングデー)の週末と12月のクリスマスまでの週末、12月24日〜1月2日からクリスマスまでの週末、12月24日〜1月2日は地下鉄と市バスの乗車料金が1ドル(通常2ドル)になります。

  • ペイ・パー・ライド(1回毎料金)メトロカード
    • 好きな料金だけ買えます($4〜$80)
    • $10分買うと、回数券のように20%ボーナスが付きます。つまり、$10分で1乗車分($2)、$20で2乗車分($4)がおまけとして加算されます。
    • 「バス⇔地下鉄」と「バス⇔バス」の無料乗換えが可能(2時間以内)
    • 「地下鉄⇒地下鉄」と「同じバスルートには乗換え不可能」
    • 1枚で1度に4人まで利用可能
    • 料金を後から付け足す事が可能
  • アンリミテッド(乗り放題)メトロカード
    • 1日券(ファン・パス)
      • $7(2005年11月現在)
      • 市バスと地下鉄に期限内乗り放題
      • 使い始めてから翌午前3時まで利用可能(24時間ではない)
      • 一度使用すると、同じ駅やバスルートでは18分間使用不可能
    • 7日間券
      • $24(2005年11月現在)
      • 市バスと地下鉄に期限内乗り放題
      • 使い始めてから7日目の深夜零時まで使用可能
      • 一度使用すると、同じ駅やバスルートでは18分間使用不可能
    • 30日間券など通勤者用もある

どこで買えるか?

地下鉄駅窓口、もしくは自動販売機で買えます。あるいは公式販売店でも買えます。もしくはメトロカードバスメトロカードバンで買えます(私も初めて知りました・・・といっても、ほとんど見かける事はないので期待しないでね。)

使い方(図解:地下鉄バス

使い方は至って簡単ですが、アメリカの機械で性能が良くないために読み取れない事が多々あります。これはあなたのやり方が悪いと言う事よりも、機械が悪いので気にしない方がよいです。図解参照

気をつけよう!ニューヨーク地下鉄での詐欺

 


気をつけよう!

親切を装った詐欺が時折あります。メトロカードで地下鉄に乗ろうと改札でもたもたしていると、後ろから親切な人が手伝ってくれます。「ありがとう!」とお礼を言って地下鉄へ。その親切な人はニコッと笑って消えてゆきます。さて、次に地下鉄やバスに乗ろうとしたら・・・1日乗り放題のメトロカードのはずなのに「料金が足りません・・・」「有効期限が切れています・・・」と言う表示。。。愕然としてももう遅いです。そう、親切に手伝ってくれたと思ったあの人は詐欺師だったのです。実はわずかな隙に詐欺師は持っていた使えないカードとあなたのカードを摩り替えたのでした。

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記念メトロカード

市バス / CITY BUS

WEBサイト

市バスは地下鉄と同じメトロカードで乗れます。お札は受取ってくれないので、1回$2をコインかメトロカードで用意して下さい。乗るのは前ですが、降りるのは前後のドアどちらでも構いません。前の方の座席はお年寄りが多いですが、目的地に着いた時に運転手に教えてもらいたい場合は、前の方にいた方がよいですね。次停留所などの車内アナウンスは基本的にありませんので、窓の外に見えるストリートサインを見ていて下さい。停留所は2ブロックに1つくらいの割合であります。5番街などにはEXPRESSと言うバスが走っていて、これはつまり「急行」と言う意味ですが、大きな交差点でしか停まらないので、乗る前にバスの表示をよく見るようにして下さい(と言っても、表示自体間違っている事も稀にあるので、運転手に確認する方がよいですね)。平日は渋滞の激しい街で大変時間が掛かるので、ゆっくり車窓を眺めながら行こうという時でない限りお薦め出来ません。便利な路線は5番街とブロードウェイ沿いのバス。メトロポリタン美術館などの帰りは地下鉄駅も離れているので市バスがお薦めです。

忘れ物・落し物はまず戻って来ません。

徒歩


徒歩が一番!と考えている方が多い事でしょう。確かに自分の足で歩くと色々なものが見えますね。自分の五感と同じスピードで街が移動していくので、新しい発見も多いです。しかし、歩ける距離には限界があります。ここがポイントです。「俺はたくさん歩ける!」という方も多いでしょう。が、滞在が1日だけで、もしくは街を歩くのは今だけ、あとはゆっくりホテルで休む!ということでない限り、夜は足は棒になり後悔してしまいます。一般的に、歩ける距離は南北に歩く場合は約10ブロック(区画)くらいが妥当でしょう。東西に歩く場合は4〜5ブロック。これ以上の距離を行く場合は、何かしら20世紀の交通手段に頼った方が無難ですね。そうでなくても、歩く距離は絶対に増える街、それがニューヨークです。意識して交通機関を使う事をお薦めします。

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